2021年10月11日(月)〜17日(日)
10月17日(日) 14:20〜16:00
柏木大輝(根本正勝)は上京当時の夢と裏腹に、夜の世界に浸かってしまっていた。
最近、誰かの視線を感じるようになっていた。誰かに狙われているかのような。
そんな中、病魔にも襲われ、自らの人生を後悔していた。
柏木はこれまで生きてきた夜の世界から抜け出そうと決心する。
その頃、以前柏木がスカウトしていたお店で働いてた吉田マイコ(峯岸みなみ)は、夜の世界から足を洗い、事務員として働いていた。
彼氏ができたと嬉しそうにするマイコに、複雑な心境の柏木。
夜の世界から抜け出そうとする柏木に視線を送る人物…それは、過去に起こした柏木の落とし前を制裁するものであった。
柏木への視線、美人局、過去…それらが次第に繋がっていく。
夜の世界を生きた者だからこそ分かる。
夜の世界からの終わり……。「終わりが始まり」
監督: 中前勇児
出演: 根本正勝 峯岸みなみ 前田公輝 高崎翔太 日南響子 森カンナ 村上 淳
登壇: 高崎翔太、中前勇児監督
詳細を見る10月17日(日) 11:00〜13:15
デヴィッド・ボウイ、YMO、忌野清志郎...
時代を駆け抜けた天才たちの<永遠の一瞬>を獲得した写真家・鋤田正義の軌跡をたどるドキュメンタリー映画。
デヴィッド・ボウイとの40年間に及ぶコラボレーションをはじめイギー・ポップ、マーク・ボラン、寺山修司、忌野清志郎など時代の寵児たちをカメラに収めたことで知られています。
1960年代から頭角を現し、1970年には活躍の場を世界に広げました。そのフィールドは広告、ファッション、映画まで多岐にわたり、現在もイギリス、フランス、イタリア、アメリカ等の世界各地で自身の写真展を展開中です。
本作は満80歳を迎える鋤田の創作活動から人柄までを追った初のドキュメンタリー映画であり、鋤田正義の今後の写真家としての人生をも予感させる作品です。劇中では坂本龍一、布袋寅泰、MIYAVI、ジム・ジャームッシュ、ポール・スミス、山本寛斎など、世界に名だたるアーティストたちが鋤田との仕事や思い出を語っています。
監督: 相原裕美
出演: 鋤田正義 布袋寅泰 ジム・ジャームッシュ 坂本龍一 山本寛斎 ポール・スミス リリー・フランキー 立川直樹
登壇: 立川直樹、鋤田正義(カメラマン)
詳細を見る10月17日(日) 12:20〜14:10
中島貞夫監督(撮影当時83歳)による、およそ20年ぶりの劇映画「多十郎殉愛記」の撮影から公開までを通して、レジェンドと呼ばれた中島貞夫監督に迫るドキュメンタリー。
日本映画生誕の地・京都での映画制作にこだわり続ける中島監督のもと、キャスト・スタッフたちによる映画作りが2018年の東映京都撮影所を舞台に繰り広げられていく。
そして、友人や家族、かつての仕事仲間による証言をもとに、「映画監督・中島貞夫」の半生と作家性が綴られていく。
監督: 松原龍弥
出演: 中島貞夫 高良健吾 多部未華子 荒木一郎 高田宏治 三島ゆり子 熊切和嘉 倉本 聰
登壇: 中島貞夫監督、松原龍弥監督
詳細を見る10月11日(月)10:00~17日(日)23:59 ONLINE
「生きるべきか、死ぬべきか」この戦争映画は、敵の弾薬庫を48時間以内に爆破するという命懸けの任務のために、血まみれの廃墟を踏破する若い兵士、ホン・チチェンを描いている。
彼は危険な山の中で負傷した兵士たちをまとめ、戦いを繰り広げる。
犠牲に見合うだけの価値があるのかと疑問を抱きながらも、彼の目の前で戦友たちが倒れていく。
時間が経つにつれ、任務の達成は困難になっていく。信じる者は頑張り、信じる者は歴史の深淵に沈んでいく。
死への巡礼である『Beyond the Skies』は、中国内戦中の心を揺さぶるユートピアの物語であり、中国映画の詩学を体現している。