京都国際映画祭 -映画もアートもその他もぜんぶ-

2017年の京都国際映画祭アート企画「私のきょうと記録」の制作者、京都のキーパーソン永松仁美さんのギャラリーとの連携企画。 伊賀で7代続く土鍋の窯「土樂釜」の2015年8代目当主となった福森道歩は陶芸家福森雅武の四女にあたる。父雅武は随筆家の白洲正子にして「新しい茶人」と称せられ。 料理、花、古陶と様々な審美眼の目利きが集まる方々と共に育まれた彼女の環境は稀有に思う。「土樂窯」の当主とは別に陶芸家として今後が楽しみな作家である。父と同様彼女の料理の腕はまた素晴らしく土鍋を使った料理の本はじつに5冊にのぼる。

福森道歩